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HOTSKY稽古場日記
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過去の稽古場日記 | |
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稽古場日記滞ってます。すみません。
HOTSKYのメンバーは日々格闘しています。 自分と、演じようとする自分と、かっこつけようとする自分と、何かから逃げようとする自分と。 甲斐さんの演出は匂いです。質感です。湿度です。 腕や、耳の後ろや、首筋や、普段使ってない所のアンテナを総動員して、幾つもの空間と思いを層にして、人間というものを立体的に立ち上げるのです。 「やろう」とすると、ひとつしかできなくなる。 もっと「ただ」感じて、転がっていけたらいいのに。 皆さんこんにちわ♪
今回客演します、松井茜です。 たくさんの方と今回が始めましてになると思います。 演出家の甲斐さんに 「日々稽古を通して感じたコトを書いてみて!」 とのお題をいただいたので 今日から稽古場であったことや感じたことを書いていきたいと思います☆ 今日も夕方からお稽古でした。 今日は甲斐さんの書いた新しい台本が途中まで出来上がってきたので、 皆で読み合わせ&立ってやってみようっていうお稽古でした☆ 今回少し時間がないのもあるけど、演出家・甲斐さんは 「じゃぁ〜とりあえずやってみましょう。」 とやさしい声でどんどん進めて行く方です。 イヤイヤ、無理やりな進め方ではないですよ、勿論! ただ、言われるたびに楽しさとドキドキが押し寄せてきますが。 ”五感を使って…” これ甲斐さんが良く使うアドバイスです☆ 日々私たちは五感を使って生活しているのに お芝居になった途端感覚が鈍るのは何でなんでしょ。。 人として情けないなぁ。。って思います。 使えてない時点で時も空間も気持ちも止まってしまう。 素直に目に見えてくるもの、聞こえてくる音、触っている物の感覚、漂ってくる匂い。 それを排除しないで受け入れるコト だから今回の私的な目標でもありますが、 日々起こる全てのコトに大げさ過ぎず、鈍感すぎずでありたい☆ って思います。 これから、話しがどう展開していくのかを楽しみにしつつ 今日もらった台本をゆっくり読みます! 明日も楽しくお稽古するぞ☆ 会場の名曲喫茶ミニヨンにて読み合わせ。
18時に現地集合だけども、16時頃に入る。 平日昼間なのにやけに人が多い。ほぼ満席。いつもより賑やかな雰囲気に一瞬ひく。 殆どの席が横並びの二人席なので、ちょっと躊躇いつつ真ん中の、人の少ない席に。 なるべく周囲の情報を入れながら脚本を読もうとするも、すぐ脚本だけになってしまう。 ううむ。 メンバーがちらほら集まりだしたので席を移動。 次第にお客さんも減って全員集合した18時半頃には貸し切り状態に。 読み合わせ。 つい脚本ばかりになってしまう。その空気の中で本当にいる人としての会話。 ヨイショと台詞を言おうとするそのアクションもこの空気の中では邪魔なだけだ。 その後脚本家のプレゼンテーション?と質問タイム。 口下手な主宰。きちんと話そうとする程意味が分からなくなっていく。 核心の部分をなかなか言わない。何かのロックが掛ってるみたいだ。 いまいち消化不良のまま、たくさんの宿題を持って帰途に。 そのまま三鷹の本店なのにサービスの悪い白木屋で主宰と二人飲み。 なぜさっき言わない!?という話がボロボロ出てくる。 甲斐さんを見習って質問攻めにしてみる。 知っている限りの情報を集めて光さんの深層心理に入って行く。 ついでに自分の分析も深めてみる。 大の大人が二人してぼろぼろ泣きながら子供の頃の話をする。 やっぱり何か似たような質の傷があるんだな、この人とは。 そこからまた、なぜ演劇をするのか、何を表現したいのか、金を取ってまで見せたいものは何なのか、を考えて、多分二人ではこれ以上は突き詰められないだろうというところまで行く。 話しながらはっきり認識できたことは、無意識のクセは深層心理に繋がっているということ。 この心理的なロックを外すことが「解放」なのだとしたら、やっぱりこの身に纏っている30年分の「余計なもの」を外して0になった自分と向き合いたいと思う。 どう攻略したら良いか全く分らなかった問題が、どうにか道筋だけは見えてきたらしい。 連休明け、久々の稽古。
14時まで仕事の後、ミニヨンに寄って行こうと思うも、定休日。あ、今日水曜だった。 引き返して、小さなパン屋の奥の喫茶スペースに。 どうも日が照って暑そうなのに、汗かきの私がセーターにパーカーを羽織っても平気。調子悪い? 17時半頃吉祥寺西コミセン着。今日は和室。 前回風邪でお休みだった松井さんが先に来ている。体をほぐしながら台本を見つつ、何話したら良いんだろう・・・。目が合ってへらへら笑うも良い話題が見つけられず。ほんと、苦手なんです。場を持たすのが。 その後、せいごりん、甲斐さん、石川さんが続々とうちゃく。主宰は相変わらずちこく。 光さんを待つ間、連休中の話など。あれ、なんか緊張してるぞ私。久々の稽古だから?台詞が入ってないから?ちゃんと読み込めてないから? 地味にストレッチしてみたりするものの、読み合わせ始めても固さが残ったまま。 一回読み合わせした後、何を念頭において読んだか、それに対する甲斐さんのアドバイスを聞く。その後役をシャッフル。 甲斐さんと石川さんの会話は世界が成立している。 一瞬一瞬の判断。言葉を発する瞬間の意思。会話の外に流れる時間、空間。 全てはミニヨンの中で起きていること。ということをずっと意識しながら創るということ。 再度本役で読み。切りながら。 さっき歩いた荻窪の街を思い出してみる。ドラッグストアの次の角を左に曲がる。さっき入ったパン屋がある。ヨガのスタジオがある。カルディがある。セブンイレブンの向こうにミニヨンはあるだろうか。あった。青い信号が点滅してる。左右を確認して信号を走って渡る。薄暗い階段を見上げる。左右に貼られたオペラや演劇のポスターを見ながら上る。今日はシャッターがしまっていたけれど、いつもならドアがあって・・ドアは押すんだっけ?引くんだっけ?中を見渡す。衝立てやテーブルや椅子の質感。光の感じ。 さっきまでの、よくわからない緊張がとれて、だけども勝手の分からない場所にいる緊張感はあって、ちゃんと初めて会う人と話せたような気がする。もちろんそれだけじゃダメなんだけど。 何度も何度も、やり直す度にもう一度歩く。 これをこれから毎日、一つも省略する事なく、新鮮に、続けて行くんだなぁ。 稽古後、サンマルクカフェにてMTG。 この作品で何を見せたいのか。どこまで行きたいのか。覚悟はあるのか。 HOTSKYが見せたいものは何なのか。光さんの作品はどういうものなのか。 覚悟を決めたなら、ひたすら自分を追い込んで、自分の全てを賭けて立ち向かわなければ到底追いつかないということ。 自分は本当に本当に素人で(あぁ「素人」って字は何も身につけてない人ってことだね)、今初めてプロの舞台に立つのだというつもりでなければ勤まらない。 このところずっとそんな事を思っていて、やっぱり今日もその事を思う。 何も持たずに、真っ直ぐに真実と向き合うこと。 目を逸らそうとする自分と向き合うこと。 JUGEMテーマ:演劇・舞台 今日は稽古場に甲斐さん所属のTOCA*から
石川油さんがいらっしゃいました。 何を隠そう森下は石川さんのファンでして 甲斐さんが監督で撮った映画に出演されていた石川さんを見て以来 すてきな役者さんだなぁと思っていたのです。 なんで今日は少し緊張気味でした(笑) 読みに一緒に参加していただいたんですが 当たり前のように、人が変わると変わるものもあって楽しかったです。 また遊びに来てくださ〜い! 今日のテーマ 脱・眉毛芝居! 天気予報をあっさりと裏切り小雨が降る中、今日の稽古場はまたまた吉祥寺のコミュニティセンターでした。
二週間ぶりの稽古は改定された台本の読み。 読みつつも自分の癖と向き合い、無意識と戦っています。 稽古後は大衆居酒屋さんで決起飲み。 改めて、 みなさんよろしくお願いします。 小春日和
吉祥寺のコミュニティセンター 午後1時 ここから『S』のスタート 今日はできているところまでの台本読み合わせ いっかい読み通しては途中まで読み いきなりシーンを抜いて稽古 演出が変われば稽古も変わる この間見た徒花*の芝居のような芝居 ではもちろんないだろうけれどでも素敵なものが絶対に出来上がると確信を得られた稽古初日でした 次の稽古はとんで2週間後 22日の稽古は旅館西郊で。
誰かの家でくつろいでいるように見えるかもしれませんが、旅館(つまり本番の会場)で休憩中なのです。 旅館バージョンは、保育室バージョンと台本はそんなにかわりませんが、 設定も役のキャラクターもかなり違います。 1週間で一気に作り直して本番まで持っていく、というのは かなり大変な作業ではありましたが、とても面白い経験になりました。 両方観られる方はとってもお得だと思いますよ〜。 JUGEMテーマ:エンターテイメント |
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